2012年7月21日土曜日

吉田武著「素数夜曲-女王陛下のLISP-」購入

以前から相当気になっていた吉田武の数学書の新刊が出ていたのでついに買ってしまいました。約900頁の分厚い高い本(厚さの割には安いけど)です。
大学時代から図書館でよく読んでいたダグラス・ホフスタッター著「ゲーデル・エッシャー・バッハ」の現代版といった印象で、本書の後半はLISP(方言のSchemeの実装Gauche)を使って実際にコンピュータを使って実験できるようになっています。本を読む時間がないとか、分厚い本なので本棚が重みに耐えられないとか、お金がないとか、そんなことは関係なく衝動的に神の手によって買わされたようなものです。
 さっと見た感じは色々なエピソードが散りばめられており、ある程度の数学知識と関数型言語の知識があれば最初から読まなくても途中から部分的に読んでも十分に楽しめそうな内容です。そういう意味では結城浩の「数学ガール」シリーズとは違う読み方ができるでしょう。
 よし、夏休みの宿題として8月末までに読むぞ!

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