2012年10月4日木曜日

映画「スケッチ・オブ・ミャーク」を見た

 今日は朝から健康診断で午後はお休みだったので、東京都写真美術館で映画を見てきた。「スケッチ・オブ・ミャーク」という沖縄の宮古島の伝統的な唄を主題にした音楽ドキュメンタリーでした。
 この映画の目的は後継していくのが困難な状況にある宮古島の音楽をなるべく有りのまま残すこと、またその音楽を世の中に知ってもらうことです。これら二つのねらいは見事に達成されていると思います。
 音楽を文字で表現して伝えることは難しいのですが、北米のゴスペルとブルース(70年ぐらいまで?)のような生活と切り離せない土着の音楽といった印象を持ちました。ライ・クーダーが沖縄本島より南に行ったような感じとでも言えばいいのか。
 とても良くできたドキュメンタリーなので、伝統音楽の紹介でありながら、決して見るものを飽きさせない趣向が音楽的にも映像的にも凝らされています。

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